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執筆者の写真阿部実

マイクトントン

カラオケでマイクがONになっているか確認したい時、

「トントン」

やっていませんか??


これ、実は音楽業界では御法度なのです。

理由は大きく分けて二つ


①単純にトントンと叩く衝撃が精密機械には良くない。

マイクの中にはとてもデリケートな機械が入っています。

大人の人なら分かってくれると思いますが、

会社の機密事項が入った外付けHDDを扱っていると思ってください。



②スピーカーから出る「トントン」の音は、実はスピーカーに多大なるダメージがあり、故障の原因となったり寿命が短くなったりする。


トントンという音が聞いた感じそこまで大きくなくても、機械的にはある種の爆発音になるので、スピーカーにとっては「急激な大きい音」となるのです。

イヤホンで音楽を聴いていて、音量を上げていって爆音になるのと、

聞こうとしたら急に爆音で再生されるのでは、後者の方がダメージありますよね。



じゃあどうしたら良いかというと、

マイクがオンになっているかどうか確認したいときは、素直に声で「あー」と言うか、マイクのグリル(網の部分)を爪でカリカリやりましょう。


間違ってもライブハウスやスタジオで「トントン」してはいけませんよ。

スタッフさんに怒られる、機材が壊れたら弁償になる、ミュージシャンとして「わかってねーな」とナメられることになります。

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