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  • 執筆者の写真阿部実

子供の上達速度について

お子様のレッスンをしていると、本当に個性って多様だなぁと思います。


今回は

<レッスンでの上達速度>

に関して少しお話ししようと思います。


【上達のスピードとつまずくポイントは人それぞれ】

まずそもそも、楽器スキルは週1回の30分〜60分のレッスンだけで毎週毎週目に見えるほどの上達はしません。

数ヶ月〜年単位の蓄積が表面化するものなので、例えば今日レッスンしたことを来週同じことをやって先に進まずにレッスン終了なんてことは日常茶飯事です。

ただ、それは進んでいないのではなく、本人の中に経験値として蓄積しているのです。


ドラムの上手さとしてまだ表面化していないだけでしっかりと蓄積はしているので、親御様も焦らずに見守っていただければ幸いです。

いつか蓄積した経験値が表面化してグンっと伸びる瞬間が必ず来ます。



また、つまずくポイントも人によって様々です。

ある人は何の苦労もなく習得した技術が、ある人にはとても苦戦したり、またその逆もあります。

算数が得意、絵を描くのが得意、本を読んで登場人物の心を理解するのが得意、とあるように、ドラムや音楽という狭い範囲でもそれが出てきます。

しかしその苦手な項目を努力によって乗り越えたときの成功体験は格別です。

その成功体験によって、今後別の壁にぶつかった時も頑張れるでしょう。



【時には遊ぶことも重要】

音を楽しむと書いて音楽。音楽はそもそも遊びです。

楽器を使って一緒に遊んで、結果的に特技にしていくものであって、塾やスポーツとは少し違います。

もちろん真面目に勉強することも必要ですが、遊びながら楽しくやるほうが大切です。

ドラムで言ったら一つ覚えたフレーズを「少しだけ自由に変えてごらん」と遊びを持たせることにより、本人の発想力を鍛え、音符の仕組みを覚え、難しさの中の楽しさを体験するのです。

時にはスタジオにあるドラム以外の機材を操作して遊ぶことも勉強になったりします。


『ドラムレッスンをしているのだからドラムを叩いて練習しなければいけない』

ということはなく、ドラムという楽器を通じて音楽の勉強をしている、というイメージです。



【上手くならないなら辞めさせる】

これは困ってしまいます。

本人が『楽しくないから辞める』なら理解できます。

やっていてもあまり楽しくなかったり、先生との相性が良くなかったりということもあるので、楽しくやれないなら辞めるのは仕方がありませんし、こちら側も楽しさを教えてあげられなかったと反省します。


そもそも音楽をやるのは

やっていて「楽しいから」です。

音楽をやることにより、趣味が広がり人生が豊かになるからであって、決して生活のためとか他人への優越感でやっているわけではありません。


塾であれば、『成績が上がらないから辞める』も分かります。

ただ、音楽教室を『上手くならないから辞める』というのは目的が違います。


ご年配の方が昔聴いていた曲を定年退職後に習って、時間をかけて頑張って弾けるようになるなんて最高ですね。


音楽や楽器を楽しむことがまず第一で、その結果上手くなって他人から評価を得ることができれば素晴らしいことです。


お子様を持つ親御さんの協力のもと、お子様本人も楽しめて将来の特技になれることのお手伝いができれば本望です。

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